
- 英会話初心者でもフリートークってできるの?
- いきなり25分も英語で話すのは心配。なにか対策はないのかな?
このような疑問にこたえます。
結論:フリートークは初心者にはおすすめできません。しかし事前準備で対応は可能。
本記事では、初心者にフリートークがおすすめできない理由と受講したい場合の対策を解説しています。
DMM英会話のフリートークとは

DMM英会話のフリートークとはどういった内容のレッスンなのかを説明していきます。
外国人の講師とのおしゃべりの時間
フリートークはいうなれば外国人とのおしゃべりの時間です。
何かを議論するのもよし、ただただ雑談するのもよし。
レッスンの内容は決まってないので、外国人の講師と自由に話せる授業のことです。
ちなみに「フリートーク」は和製英語です。
英語では「フリーカンバセーション」と言います。
フリートーク25分間のイメージ
フリートークを受ける前に、フリートークの25分間がどのようなものなのか想像してみましょう。
初対面の人と英語で25分間話ができるかを考えてみる
さて冒頭では、フリートークは初心者向きではないと断言しました。正直フリートークは、英会話初心者にとっては苦行です。初対面の外国人と、25分間雑談しなければならない状況をイメージしてみてください。
英語初心者の方は、かなりキツイと感じるはずです。
実際、英会話初心者にとって、25分間英語のみで会話をするというのはかなりハードルが高いです。
会話のテーマは生徒が決める。
DMM英会話ではフリートークの場合、講師は何も用意しません。レッスンが始まると、講師が生徒にテーマをたずねます。
自分で話したいテーマを決めて、英語で25分間話す。
これがDMM英会話のフリートークです。
DMM英会話のフリートークにおすすめのレベルとは?
ずばり中級者以上です。
具体的に中級者以上とは、中級者②の「海外旅行で英語が使える」レベル以上を指します。相手の言っていることをある程度理解できる英語力がないと、フリートークは厳しいです。
レベルの目安 | TOEICのスコア目安 | |
---|---|---|
初心者① | アルファベット・数字・挨拶・基本的な表現が使える | 0-110 |
初心者② | 身近なものについて質も飲んのやり取りができる | 115-165 |
初心者③ | 日常生活の気持ちの説明ができ、 買い物など基本的なシチュエーションにも対応できる。 | 170-215 |
中級者① | 簡単な日常会話を楽しめる | 220-335 |
中級者② | 海外旅行で英語が使える | 340-530 |
中級者③ | 日常会話を問題なく楽しめる | 535-655 |
上級者① | 字幕なしでも英語のテレビや映画がわかる | 660-775 |
上級者② | 職場で英語を使って、外国人同僚とコミュニケーションができる | 780-850 |
ペラペラ① | 色々なボキャブラリーを使ってネイティブとスムーズに会話ができる | 855-935 |
ペラペラ② | 外資系の会社で英語を流暢に使える | 940-990 |
自分の英語レベルが気になる方は、DMM英会話でレベルチェックをしてみるといいですよ。
DMM英会話のフリートークのメリットとデメリット
フリートークのメリットとデメリットは以下の通りです。
- 英語力の維持に最適
- 先生の意見が聞ける
- 課題の発見
- 受講しやすい
- 想定外になれることができる
- アウトプットできるものがないと成立しない
- 受け身で受講すると語彙や表現が増えていきにくい
一つずつ見ていきましょう。
メリット1:英語力の維持に最適
中上級者向けの英語力の維持には最適です。
スピーキングは4技能(話す・聞く・書く・読む)の中で一番衰えやすい能力。
定期的に話す機会を作れるのは英語力の維持に最適と言えます。
メリット2:先生の意見が聞ける
フリートークは一方的な授業ではなく先生と会話をする時間。
色々なテーマで先生の価値観や意見を聞けるのはとても有益です。
メリット3:課題の発見につながる
独学で分かったつもりになっていても、実際に使えない英単語や表現は多いです。
言いたいけど言えなかったことを発見することで、現状の課題が浮き彫りになります。
メリット4:受講しやすい
フリートークは教材を使わないので、中上級者にとっては受講のハードルがかなり低め。忙しい日や、このまま寝てしまいたいけど継続したいなんて日にサクッと受講できます。
メリット5:想定外になれることができる
フリートークは実践の会話にかなり近い練習です。
実際の会話では予想していなかった質問が来ることも多いですよね。想定外の切り抜け方を学べるので、実戦で役立ちます。
デメリット1:アウトプットできるものがないと成立しない
フリートークはアウトプットの授業です。つまり知っている単語や表現を使って行く時間。そもそも初心者はインプットの量が足りていないので、アウトプットできるものが少なく会話が続きにくいです。
デメリット2:受け身で受講すると語彙や表現が増えていきにくい
フリートークといえど、先生は教える立場なのでどんどん質問をしてくれます。
先生の積極的な態度に甘えて、自分では会話のテーマや質問を考えていかなかったり、使い慣れた表現に逃げているとなかなか新しい語彙は身につきません。
私の経験ですが、ある程度英語が話せるようになった状態で、忙しさにかまけて受け身でフリートークばかり受けていると英語力は停滞していきます。
ある程度、気楽にフリートークで話す練習をするのもいいですが、目的意識をもって受講することをおすすめします。
初心者でもフリートークを受けたい方→事前準備が大切です。

とはいえ、初心者でもフリートークをやってみたい方という方へ。
初心者でもフリートークを楽しめるコツをご紹介します。
- 事前に話したいテーマをいくつか決めておく
- 使いたい表現や単語を手元に用意しておく
- 完璧を目指さない
- 講師への印象は気にしなくても大丈夫
- フリートーク向きの講師を見つける
一つずつ見ていきます。
話したいテーマをいくつか決めておく
前述したとおり、フリートークではテーマを生徒が決めます。そのため事前に最低でも2~3つはトークテーマを用意しておきましょう。ネタ切れ防止に役立ちます。
テーマは自分が話したいことや簡単なものにしておくとラクですよ。
例:スポーツ、音楽、映画、アニメ、アウトドア、旅行など
テーマを決めたら、聞かれそうな質問をあらかじめ予測し答えを用意しておきましょう。
使いたい表現や単語を手元に用意しておく
オンライン英会話はテストではないのでカンニングし放題です。使いたい表現や、会話がとぎれた時用の表現はあらかじめ用意しておきましょう。それだけで安心感が全然違ってきます。
完璧を目指さない
日本人は英語に関して完璧を目指しがちです。義務教育では間違いは減点ですが、英会話では間違いは加点です。そもそも先生側からしたら、間違えること前提で授業をしています。むしろどんどん間違えて、先生の仕事をつくりましょう。
実際、語学に完璧なんてありません。
ネイティブでも間違いなんて日常茶飯事。
どんどん言葉にしましょう。
コツとしては、箇条書きを用意して、簡単な英語で要点だけ伝えていきましょう。
伝わればオッケーです。
始めから難しい英語を使おうとする必要は全くありませんよ。
講師への印象は気にしなくても大丈夫。
変にかっこつけるのはやめましょう。
先生にどう思われるかを気にすると、緊張してしまい良いことがありません。
そもそも先生に良く思われるためにお金を払っているわけではないですよね。目的をはっきりとさせて英会話を楽しみましょう。
初心者は事前準備が必須→フリートークは5回に1回ほどの間隔で!
しっかりと準備をしてフリートークに臨めば、初心者の方でもなんとか形にはなります。しかし、英会話初心者は圧倒的にインプット量が足りない状態なのは変わりありません。
基本的には、先生主体のレッスンを受講していくことをおすすめします。その中で、5回に1回ほどの間隔でフリートークを受けるとモチベーションの維持になりますよ。
講師の選び方
初心者の方は講師選びも大切です。
ポイントは3つ。
- プロフィールから講師の趣味を確認しておく
- 初心者対応・講師歴3年以上が安心
- フリートーク好きの講師を探して決めておく→教えるのが好きな人もいる
プロフィールから講師の趣味を確認しておく
授業の予約の際に講師の趣味を確認しておきましょう。
趣味趣向が近い先生だと話が盛り上がります。
初心者対応・講師歴3年以上が安心
「初心者対応」・「講師歴3年」と記載のある講師を選ぶのがコツです。講師のプロフィール欄に上記の記載のある講師は、初心者への授業になれています。文章を区切って話してくれたり、分かりやすい発音で話してくれたりと配慮に長けています。
フリートーク好きの講師を探して決めておく
講師の中にはフリートークが得意ではない講師もいます。
教える経験を積みたい講師は、フリートークを良く思っていない場合もあります。
そこで、通常の授業の中で話のよく合う講師を探し、フリートーク用の講師として決めておくと毎回探す手間も省けてラクですよ。
まとめ:DMM英会話のフリートークは初心者向きではない。→事前準備でなんとかなる。

記事のポイントをまとめます。
英会話の初心者はまずインプットを沢山するべきです。
フリートークはアウトプットをする時間だと心得て、まずは地道に土台を固めていきましょう。
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