
- 今年こそは英語を話せるようになりたいけど、実際英語を話せることのメリットって何があるの?
- 英語を話せる人が受けている恩恵って?
- 英語が話せる人が見ている景色はどんな感じ?
このような疑問にこたえていきます。
まず、僕の英語レベルですが以下の通りです。
- 英検準一級
- TOEIC925点
- 英語で接客ができる
- オーストラリアのホテルでウェイターとして働けた
- 洋書が読める
- 映画はジャンルによって字幕が必要
本記事では、これぐらいの英語レベルだと、実際どのようなメリットがあるのかという点ついて、8つのポイントでまとめています。
英語を話せると感じる8つのメリット

旅人視点・社会人視点・生活目線の3つの視点からメリットを紹介していきます。
英語を話せるメリット:旅人として感じた英語の恩恵

僕は現在までにワーキングホリデー、世界一周等を経験しています。
その中で感じた英語を話せてよかったと思ったことは5つ。
一つずつみていきましょう。
メリット①:海外へ行くハードルが下がりすぎて、もう無い。
僕は今までに25ヵ国を旅してきました。
正直、旅に慣れ過ぎたということもありますが、僕にとって海外へ行くことは隣の県や町に行くことと感覚的にはほぼ同じです。
旅の経験上、英語が全く通じない国はありませんでした。
基本的にどの国でも首都圏では英語が通じますし、10代や20代の若者は英語が話せるイメージ。
日本語は海外では基本的に通じませんが、英語は誰かしらが話せるので安心です。
言葉の壁を感じないので、分からないことがあれば聞けばいいですし、国内旅行と同じ感覚で国境を越えています。
メリット②:空港で焦らない
旅の玄関口となる空港では色々な問題が起きやすいです。
- 時間通りに空港に着きそうにない・・・
- 飛行機が遅延している・・・
- 荷物が重量オーバーしていた・・・
- ビザ関係の不備・・・
などなど、予想外のトラブルを経験してきましたが、相手の言っていることが分りさえすれば、焦る必要はなくなります。
現状のメリットとしては、空港でトラブルが起きても、それならどうしたらいいのか?ということが聞けるので、特に焦る必要がなく時間が有効活用できるという点です。
メリット③:現地でのトラブルに対応ができる
旅行先でのトラブルはできるだけ避けたいところですが、トラブルは起きる時は起きます。
- 財布やパスポートなどの貴重品を失くしてしまった・・・
- 風邪をひいたので薬を買いたい・・・
- クレジットカードがATMから出てこなくなった・・・
などなど、現地の人に状況を説明しなければいけなかったり、電話をしなければいけなかったり。
こんな状況でも、言いたいことを英語で簡潔に説明できると、日本と同じように対応ができます。
メリット④:現地の人や旅人と人生観を語り合える
ツアーやパッケージ旅行はもちろん楽しいですが、僕にとっての旅行の醍醐味は現地の人との関わりが一番。
宿でたまたま出会った旅行者と語り合ったり、ヒッチハイク(やる人はあまりいないと思いますが・・・)で乗せてくれたドライバーと人生観を語り合えたり。
英語が話せるだけで、英語を話せる人の思考の内側や文化に直接触れることができます。
日本に来ている外国人や日本語を話せる外国人は、日本に興味があり、価値観も近いため、彼らから我々に近寄ってきてくれているイメージです。
しかし世界には日本語を話せない人、日本に興味のない人なんてごまんといます。
そんな考え方や価値観の全く異なる人と話をした時、自分の中の固定概念がガラガラと崩れ落ちる感覚はたまりません。
こんな世界があるのか。
こんな風に考える人がいるのか。
自分がいかに小さな世界で生きてきたのかを客観視できることに、メリットを感じます。
メリット⑤:出会いのチャンスが増える
今の日本の人口は約1.2憶人。
世界の英語話者の人口は約15億人。(2017年)
単純計算、英語を話せるだけで、約12倍の人と関わるチャンスが増えるわけです。
Out of the world’s approximately 7.5 billion inhabitants, 1.5 billion speak English — that’s 20% of the Earth’s population. However, most of those people aren’t native English speakers.
引用:babel magazine
人とコミュニケーションできる可能性が12倍なので、友達のできる確率、パートナーと出会える確率、仕事のチャンスも12倍です。
英語を話せるメリット:社会人として感じた英語の恩恵

就職活動や社内で感じた英語のメリットは2つ。
メリット⑥:就職活動で有利
僕は就職活動を始めるギリギリにオーストラリアから帰国し、履歴書のTOEICのスコアが出国前の450点のまま面接を受けました。
その段階で新しい結果、850点は出ていたのですが、スコア表は間に合わず・・・
面接官には、海外に言っているのにTOEICの点数は低いねといわれましたが、新しい結果のことを伝えると、目の色が変わりそのまま内定しました。
TOEICの点数で言うと800点ほど取得していれば、就職活動にはかなり有利に働くと実感しています。
メリット⑦:社内評価が高くなる
以前働いていた会社では社内TOEIC受講制度があり、その結果のランキングが社内報にて発表されるシステムでした。
就職してからも英語の勉強は継続しており、入社してから半年でTOEIC925点を記録。
その際、社内で1番を取ったため、各方面から英語の翻訳の仕事が回ってくるようになりました。
当時は、ただ雑務が増えただけと感じていたのですが・・・
それでも社内で英語と言えばあいつだ、と評判になり、自分のポジションを確立できました。
英語を使える部署に行きたい、仕事で英語を使いたいという方はTOEICのスコア取得することが手っ取り早い方法ですよ。
英語を話せるメリット:生活目線で感じた英語の恩恵

ワーホリや旅から帰国して実感したメリットです。
メリット⑧:日本の良さを再認識できた
僕は、映画に出てくるような美人やかっこいい人に憧れて世界に飛び出しました。
始めのうちは”海外素敵フィルター”がかかっており、観るものすべてがキラキラ輝く毎日。
しかし、慣れてくると、日本で蓄積した”海外素敵フィルター”が徐々に剥がれ落ちて、みんな同じ人間じゃん。
と思えるようになりました。
旅では雄大な自然や現地の料理をたくさん経験しましたが、そのたびに日本の唯一無二感と独自性に気が付かされました。
アメリカのヒッチハイクで思いました。
あ、日本の自然ってやっぱすごい。
スリランカの郊外で思いました。
あ、ぼくの地元最高。
異文化を英語で経験することで、自分の持っているものを客観的に見ることができるようになります。
自分にあるものを受け入れられるようになると、幸福度が増しますよ!
英語を話せると正直メリットしかない!

記事のポイントをまとめます。
- 海外旅行へのハードルがなくなる。
- 空港で快適に過ごせるようになる
- トラブルが起きても冷静に対処できるようになる。
- 現地の人や旅人と人生観を語り合える。
- 就職活動や社内での評価が上がる。
- 日本の良さを再認識できる。
英語を話せることは正直メリットしかありません。
チャンスや自分の世界が広がります。
日本人は義務教育で英語を習っているはずなのに、英語を話せない人が多いのはなぜでしょうか?
それは、話す練習が圧倒的に足りないからです。
日本人は、英語の基本的な文法や単語は知っているのであとは話すだけ。
ありがたいことに、今はオンライン英会話や外国人とオンラインで出会えるサービスも豊富で家からでなくても英語を話す練習はいくらでもできます。
あとは1歩踏み出すだけ。
英語が話せると見える景色は思った以上に広いですよ。
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