
英語が苦手な人「英語の勉強を始めたけど、このまま続けて本当に話せるようになるのかな…?」
英語が苦手な人に向けての記事です。
この記事では、純日本人の僕が英語を話せるようになるまでに踏んだ7つのステップをまとめています。
サクッと自分のことを話しておくと、英語歴は8年で TOEIC930点と英検準一級を取得。しかし英語学習では過去に数十回挫折しています。
今だからわかるのですが、当時の私は英語が話せるようになるまでの明確な道筋が見えていませんでした。つまり、努力の方向を間違えていたわけですね。どこに向かって努力するのかがわかっていないと、努力は報われません。
しかし努力の方向さえ間違えなければ、英語は結局ただの言葉ですから誰でも話せるようになります。
本記事では、自身の英語学習を振り返り、誰でも英語を話せるようになる7つのステップをご紹介しています。
純日本人が英語を話せるようになるための7つのステップ

- モチベーションの確保
- ランゲージパートナーをつくる
- 身の回りの物を英語で説明できるようにする
- 参考書の浮気をしない
- オンライン英会話に登録
- カタカナ英語を克服する
- 自分の声を録音する
一つずつみていきます。
ステップ①:英語へのモチベーションの確保

何をするにしても、モチベーションを確保し継続出来れば挫折なんてありえません。実際、それが実際一番難しいのですケドね・・・
英語の学習においても、モチベーションの維持はとても大切です。
僕の場合かなり不純な動機でした。
“ブロンドで白人の彼女が欲しい”
“英語を話せるってめちゃくちゃかっこいいなー”。
こんな感じですね。
「女性・かっこよさ」にフォーカスした欲望丸出しのモチベーション。汗
しかしこんな欲望丸出しのモチベーションでも継続すれば、英語を話せるレベルまで到達出来ました。(TOEIC930点、英検準一級、念願の白人彼女との同棲)
モチベーションの維持がいかに大切で大変なことかわかりますね。
正直モチベーションがないと始まらないので、その他の例を載せておきます。
なんでも大丈夫です。
初めは小さなモチベーションでもやり続けるうちに確固たるものへと進化していきます。英語学習には時間がかかりますので、自分の欲望に忠実なモチベーションを確保してくださいね。
ステップ②:ランゲージパートナーをつくる。

ランゲージパートナーとは、英語を使って会話ができる友達のことです。
英語学習のモチベーションを保つには、常日頃から英語を使うことのできる友達の存在がとても大切です。恋人ならなおのこと良しですね。
1人で勉強するのもいいですが、ランゲージパートナーの存在は英語学習を進めるうえで、圧倒的に近道だと今だからわかります。

どうやってつくればいいの?
いきなり外国人に話に行けるという鋼のメンタルの持ち主は、外国人の集まるバーに行ったり、交流会に参加して話しかけていれば、自然と友達ができるので大丈夫でしょう。

いやいや!そんなのムリ!
それに外国人が集まる環境なんて近くにないよ。そんな方もいるかと思います。そんな方には【itaki】(アイトーキ)がおすすめです。
世界中の色々な言語を学ぶ人たちが登録しており、簡単にランゲージパートナーを見つけることができます。
ちなみに僕は2年ほど使用していました。
日本人の需要は実はかなりあって、登録するだけで勝手にメッセージがきたりします。
その中で気の会いそうな人と、skypeやwhats upを交換して外国人とのコネクションを整えます。有料のレッスンもありますが、友達を探すだけであれば無料で利用できますよ。
僕は【itaki】で知り合った何人かと仲良くなり、実際に現地に会いに行ったり、日本に来てくれたりもしました。相手も日本語を勉強中なので、恥ずかしがる必要は全くありませんよ(^^)
ステップ③:身の回りの物を英語で“説明”できるようにする。

これはめちゃくちゃオススメです。
会話とは”説明”と”質問”のラリーと考えます。
例えば以下の質問のイメージ。
How are you? (調子はどう?)という質問に対して、
I’m good(いい感じだね)という自分の“説明”。
How was your weekend? (週末はどうだった?)という質問に対して、
It was great! I went to ○○. (最高だったよ!○○に行ってさー…)という週末の“説明“
“話す”という意識から、“説明”するという意識に変えるだけで、英語で話すというハードルがぐっと下がったきがしませんか?
練習方法を紹介します。
例えば、今自分の部屋にいると想定して、その周りには何がありますか?テーブルの上には何が置いてありますか?
テーブルの状態や、テーブルに置いてあるものをできる限り“説明”していきます。
すごく簡単に思える練習ですが、意外にどう説明したらいいのかわからないですよね?
例.
部屋にテーブルがあり、その上にはコップが3つ。
そのうち2つにはコーヒーが、残りの一つは空だとします。
There is a table which has 3 cups. Two of them have coffee and the other one is empty.
こんな感じで説明していきます。
この調子で目に映るものを、できるだけ英語で”説明”できるように練習していくのです。むやみやたらに単語帳ばかり勉強するよりも、よっぽど英語でものを言えるようになります。
最初はなかなか思うようにできませんが、“これってなんていうのかな?”と思ったら、その都度調べたり、ランゲージパートナーに聞いたりして、使える表現や単語を増やしていきましょう。
ステップ④:参考書の浮気をしない

ここでのポイントは、“積読”をしないという事。
参考書を買うのが楽しいという人もいると思います。その気持ちとても分かりますよ。私も何冊も買いました。でもそこは心を鬼にして、一冊(単語帳1冊、文法書1冊)自分の信じたものを使い続けてください。
何回も、何十回も、何百回も。
そして、その参考書の内容を自由に使えるようになったら、次のレベルの参考書を探しましょう。一つを突き詰めたほうが、色々と手を出すよりもはるかに効率が良いです。
ちなみに僕のオススメの単語帳は【DUO3.0】
高校受験で有名な単語帳ですが、受験勉強だけで使うのをやめるのはかなりもったいないですよ。音声を使用した使い込みで効果が表れ、英語の基礎を作るにはとてもいい本です。
逆に言えば、これくらい聞き取れないとネイティブとの会話なんてとても聞き取れません。なぜなら、まず教材の会話のスピードは実際の会話に比べてはるかに遅いから。
そして実際の会話の中では、スラング(はやりの言葉)や固有名詞が頻発し、そこにアクセント(なまり、方言)が加わります。
まずは市販の音源をしっかり聞き取れるようになりましょう。
文法書でおすすめなのは
【English grammer in use】
英語で書かれているので、中級者以上向けです。
時制や前置詞など、日本人にはとっつきにくい文法が理解できるようになります。
もしくは【一億人の英文法】
初心者の方はまずこちらから。
こちらも日本人にはわかりづらい時制や前置詞などの文法が、”感じるように”わかるようになります。現在完了、過去完了、未来完了などが分からないままになっている人は一度手に取ってみることをおすすめします。
ステップ⑤:オンライン英会話に登録。

ランゲージパートナーはあくまでも友達。
正しい英語を身に付けるためには先生にみてもらう必要があります。オンライン英会話なら時間もお金も節約できるので登録必須です。
授業の進行を先生に任せるのもいいですが、受動的な姿勢になると効果が半減します。
私は、ランゲージパートナーとオンライン英会話の予定を隙間なく入れ、毎日英語に触れる機会を意識的に作っていました。オンライン英会話はフィードバックを毎回貰えるのでオススメです。
私は【DMM英会話】をメインで利用していました。
無料体験レッスンが2回受講できますので、試してみると外国人と話す感覚がわかりますよ。はじめは全然話せないと思いますが、その都度使える表現を一つずつ積み上げていけば、必ず話せるようになります。
ステップ⑥:カタカナ英語を克服する。
ここからは少しレベルが上がります。まず日本の発音の教育は酷いです。
私が学んだ英語の授業では先生の発音が、素人目に見ても
“これはダメでしょー”
ってレベルでした。学校の英語の先生でも、海外に一年も行っていない人はざらです。
そのため、発音は自発的に矯正していくしかありません。
いわゆる日本人のカタカナ英語。これは伝わらない事が多いです。話していて、伝わらないと、悔しいしなんだか恥ずかしいです。そこで私はアメリカ英語を土台とした、Understandable English (誰にでも通じる英語)を意識して発音矯正しました。
世界一周を通して、1000人以上の人とコミュニケーションをとってきましたが、僕の英語が伝わらなかったことはなかったです。さらに、ゲストハウスで働いていた時も、
“こんなに英語を話せる人がいてくれてよかった。”
“君の英語はExceptionalだね。(例外的に上手いね)”
と言われるようになりました。
僕は自分の発音を【英語喉】使用して矯正していきました。この本では声の出し方から勉強します。
ネイティブがどのように発音しているかがとても理解しやすい一冊です。
ステップ⑦:自分の声を録音する。

これもレベルが高い話ですが、自分の英語を自分で聞いてみるという作業はとても大切です。
同じ文章を話すネイティブと自分の英語は何が違うのか。この違いを分析して、少しずつネイティブの発音に近づけていきます。
私はiphoneのボイスレコーダーを使用したり、専用のボイスレコーダーを購入して、ひたすら自分の声を録音していました。気持ち悪いですよね?…笑
でも発音向上には必須の手順なんですよ。
まとめ:純日本人でも道筋さえわかれば英語は話せるようになる

記事のポイントをまとめます。
- モチベーションを確保する。
- ランゲージパートナーをつくる。
- 身の回りの物を英語で“説明”できるようにする。
- 参考書の浮気をしない
- オンライン英会話に登録する。
- カタカナ英語を克服する。
- 自分の声を録音する。
英語が話せるようになるまでの道筋としてはこんな感じです。
このステップを乗り越えると、英語の土台ができるイメージです。(①~⑤までで話すことはできるようになっています。)
ここまで出来たら、あとはその土台に肉付けするように、使える単語、表現、フレーズを少しずつ増やしていきます。
英語が話せるようになるには時間がかかります。
“これで本当に成長しているのかな?”
“話せるようになっているのかな?”
と不安に思う日々もあります。しかし継続さえすれば、必ず話せるようになるのが英語。もし、英語や旅に関する質問やアドバイスが欲しいときは、気軽にメッセージ下さい。全力でサポートしますよ。
最後にもう1点大切なことを。
”できるだけ沢山ミスをしましょう。”
言葉に完璧はありません。
ネイティブも間違えます。
間違えたって誰も気にしません。
一番気にしているのは“あなた“自身です。
伝わればいいんです。
ミスが気にならなくなった頃、英語が話せるようになっています。
それでは、道のりは長いですが、頑張っていきましょう(^^)
コメント