ExpressVPNについては、この記事さえ見ておけばOKです。
本記事では、ExpressVPNを始めて利用する方向けに、購入方法・登録の仕方~解約・返金手続きの方法まで全てわかるように流れで解説しています。
ExpressVPNを利用して1年ほどの私が、使い心地や評判、他社サービスとの比較なども実体験をもとに執筆しています。
- ExpressVPNの概要
- そもそもVPNとは
- ExpressVPNの使い方
- ExpressVPNの設定の方法
- セキュリティについて
- ExpressVPNの評判
- ExpressVPNの解約・返金方法
- ExpressVPNをおすすめできる人・できない人
最初の2項目ではExpressVPNの概要やサービスの内容、またVPNとは?といった基本の部分を説明しています。
もう知っているから、さっさと使い方が知りたいという方は3つ目の項目「ExpressVPNの使い方」から読み進めて頂ければと思います。
それではまずExpressVPNとはなにか、というところから見ていきましょう。
ExpressVPNの概要

設立 | 2009年 |
サーバー設置国 | 94ヵ国 |
サーバー拠点 | 160ヵ所 |
サーバー数 | 3,000台以上 |
月額料金(1ヶ月利用の場合) | 12.95ドル (約1,400円) |
6ヶ月の料金 | 9.99ドル (約1,050円)/月 6ヶ月/約6,300円 |
1年間の料金 | 6.67ドル (約690円)/月 1年/約10,500円 ※+3ヶ月無料=15ヶ月 |
全額返金保証 | 30日間 |
日本語対応 | 登録の際:あり カスタマーサポート:なし アプリ:あり |
VPNアプリの有無 | あり |
同時接続可能台数 | 5台 |
ノーログポリシー | 活動ログ・接続ログ:あり 他一部:なし |
カスタマーサポート | 24時間 |
本拠地 | イギリス領バージン諸島 |
ExpressVPNは2009年に設立された、世界最大のVPN会社のひとつです。
海外のVPNサービスですが、広範囲で日本語対応しており、英語が苦手な方でもスムーズに利用可能。カスタマーサポートや返金手続きは英語対応となりますが、グーグル翻訳で十分こと足ります。
特筆すべき点としては、通信速度の速さ・アプリの使いやすさ・丁寧なカスタマーサービスの3点です。
通信速度の速さ
ExpressVPNのスピードは業界最速です。
ほんの一例ですが、主要VPNサービス会社の日本サーバーでの速度を比較しました。
スピードテスト | Ping | Download Mbps | Upload Mbps |
---|---|---|---|
VPNなし | 16 | 101.25 | 68.38 |
ExpressVPN | 18 | 92.29 | 64.59 |
NordVPN | 15 | 73.83 | 42.80 |
Surfshark | 18 | 79.43 | 47.59 |
HMA | 21 | 66.24 | 59.55 |
スピードテストは、世界中のインターネットプロバイダーが自社の通信速度の計測で利用しているSpeedtest.netで計測しました。
動画のストリーミングやダウンロードの速さは、中央のDownload Mbpsの値が大きくなればなるほど速くなります。ExpressVPNは他社と比べ、ダウンロードのスピードが一番出ていますね。
VPNサービスは接続すると、設計上どうしてもVPNなしの時よりも速度は落ちてしまいます。
そのため、速度の減少率が一番少ないものを一番速いサービスとしていますが、ExpressVPNは他社サービスと比べて減少幅がとても少ないです。
VPNサーバーの速度は、ロケーションや利用する時間帯で変わりますので、一概には言えませんが、私が日本・フィンランド・アメリカで利用したところ、ExpressVPNの通信速度は最速でした。
スピード重視の方は、実際の契約に移る前に返金保証期間を利用して、一度試してみると安心ですよ。
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アプリの使いやすさ
ExpressVPNのアプリはVPNサービスの中で一番使いやすいです。
私は今までにNordVPN、Cyberghost、Surfshark、PureVPN、マイip(アプリなし)その他10種以上を利用しましたが、ExpressVPNがダントツで使いやすいと感じています。
まず、すべてのアプリで日本語対応しています。海外VPN会社の多くが中途半端な日本語対応のなか、ExpressVPNは日本人でもサクッと使い始めることができますよ。
アプリの仕様もシンプルそのもの。アプリの起動時間や接続時間も早く、一番スムーズに使えています。

丁寧なカスタマーサービス
ExpressVPNのカスタマーサービスは残念ながら日本語は未対応ですが、グーグル翻訳を使えば問題なく利用可能です。英語での対応となると、雑にされるのではないかと心配にもなりますが、他社と比較してみてもかなり丁寧にそして素早く対応してくれます。
動画を見る程度の利用であれば、カスタマーサービスを利用する機会は解約・返金手続きの時くらいです。解約・返金手続きの英語対応についてはコピーアンドペーストのテンプレートを用意した記事を書いていますので、そちらを参考にしていただけるとスムーズに返金手続きまで完了します。
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料金は割高
全体的なサービスではかなり優秀なExpressVPNですが、いいモノが割高なのは世の常。他社のVPNサービスと比べると、高価な料金設定となっています。
ExpressVPN | Surfshark | NordVPN | HMA | |
---|---|---|---|---|
1ヶ月プラン | 12.95ドル(約1,360円)/月 | 12.95ドル(約1,360円)/月 | 11.95ドル(約1,250円)/月 | 1,099円/月 |
6ヶ月プラン | 9.99ドル(約1100円)/月 合計:約6,300円 | 6.49ドル(約690円)/月 合計:約4,100円 | なし | 879円/月 合計:5,274円 |
1年プラン | 6.67ドル(約700円)/月 ※+3ヶ月無料=15ヶ月 合計:約10,500円 | 2.49ドル(約260円)/月 ※+12ヵ月無料 合計:約6,300円 | 4.92ドル(約520円)/月 合計:約6,300円 | 469円/月 合計:5,628円 |
2年プラン | なし | 2.49ドル(約260円)/月 合計:約6,300円 | 3.71ドル(約400円)/月 合計:約9,400円 | 399円/月 合計:9,576円 |
3年プラン | なし | なし | なし | 299円/月 合計:10,764円 |
返金保証期間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
料金で選ぶのならSurfsharkやNordVPNが高品質で割安です。
ExpressVPNは割高なVPNサービスですが、料金に見合った通信スピードやサービスを受けることができますよ。
業界最速の通信スピードは伊達じゃありません。
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VPNってそもそもなに?VPNについて詳しく解説

VPNサービスってなかなか聞きなれない言葉ですよね。しかしVPNサービスの需要は、テレワークが当たり前になりつつある現代では伸び続けています。(参考:テレワークでVPN需要が急増、IIJでは申込デバイス数が月平均の9倍に)
VPNサービスとは簡単に言うと、ネット上のセコムのようなものです。主にネット上でのセキュリティを守るために使われます。インターネット上での安全やプライバシーを暗号化して、特殊なトンネルを通してウェブサイトや社内システムにアクセスすることで、ハッカーやウイルスからあなたや会社の情報を守るために必要なものなのです。
そんなの限られた人しか使わなくてもいいんじゃないの、と思うかもしれません。しかし、個人でVPNサービスを契約するメリットも実は多いんです。
例えは、日本から海外の動画サイトが視聴できたり、逆に海外から日本のNetflixやU-NEXTなどのVODサービスを利用できたりもします。
VPNサービスの個人利用で得られるメリットについては、以下記事にまとめてありますので、参考にしてください。
ExpressVPNの使い方【利用目的別】

この項目では、ExpressVPNの購入方法からアプリをダウンロードしてVPNに接続するまでの手順を用途別に確認できます。
実際にExpressVPNに接続できるようになるまでには3つの手順が必要です。
- 手順1ExpressVPNを購入する
所要時間:2分
- 手順2ExpressVPNの無料アプリをダウンロードする
所要時間:2分
- 手順3ExpressVPNに接続してみる
所要時間:30秒
ExpressVPNの接続までは5分とかかりません。
ExpressVPNの利用目的に合わせて記事を用意していますので、下記リンクにて用途に合った記事をお選びください。
上記に該当しない方は、これから登録の流れを説明しますので、そのまま読み進めてください。
ExpressVPNの購入方法
ExpressVPNには無料のお試し期間はありません。そのため、まずはじめにExpressVPNのプランを購入する必要があります。しかし、すべてのプランで30日間の返金保証がついていますので、安心して試すことができますよ。
それでは購入方法を見ていきましょう。

ExpressVPNのウェブサイトへ移動したら、まず「ExpressVPNを入手」をクリックしてプランを選択していきます。

まずは購入するプランを選びます。お試しで利用してみたい方は左の「1ヶ月プラン」を選んでおけば問題ありません。
長期での利用を考えている方は「12ヶ月プラン」をはじめから選んでおくとお得ですよ。
どのプランを選んでも30日間の返金はされるので、短期間の利用は実質無料です。
ちなみに今だと12ヶ月+3ヶ月分が無料がついてきます。以下にて料金確認ができますよ。
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次は下にスクロールしてメールアドレスの登録をしていきます。

メールアドレスが入力できたら、さらに下にスクロールして支払い方法を選択します。

支払い方法は、以下の通り。
- クレジットカード
- paypal
- ビットコイン
- Alipay等
オンライン決済のみで、現金振り込みはできません。
今回はクレジットカードでの支払い手順に沿ってみていきます。

必要項目を入力して、「すぐに購入する」をクリック。これで購入作業は完了しました。
購入作業が終了するとパスワード設定へと移りますので、パスワードを作成しておきましょう。
パスワード設定が完了すると自動的に以下のようにアプリインストール・ダウンロードページへ移動します。

上記で表示されている「アクティベーションコード」はWindows版・Mac版・Linux版のインストールで必要ですが、それ以外では必要ありません。
次に無料アプリをダウンロードして、VPNに接続してみます。
ExpressVPNのアプリをダウンロードする
ExpressVPNでは、ご使用のデバイスごとに無料のアプリをダウンロードしてVPNサービスを利用します。以下お使いのデバイスごとの設定方法を選んでいただき、ダウンロード・インストールをしていきましょう。
所要時間は約2分程です。
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ExrpessVPNを接続
アプリのダウンロードが完了したら、あとはVPNに接続するだけです。

アプリを開くと上記のような画面が表示されるので、接続したい国を選んで、接続してみましょう。

接続には数秒かかります。
画像のように「接続中」と表示されれば、選択したロケーションのウェブサービスが利用できるようになります。
ここまでがExrpessVPNの購入から接続までの流れです。
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ExpressVPNの設定方法

ExpressVPNのアプリの設定はデフォルトでも問題なく使えます。しかし、設定したほうが便利になる機能もあるので、興味のある方はカスタマイズしてみてください。
詳しい設定方法は以下記事にて詳しく説明しています。
ExpressVPNのセキュリティについて

VPNサービス利用の主な目的はセキュリティとプライバシーの保護ですが、ExpressVPNはしっかりと対応してくれています。通信速度を早くしたいがためにセキュリティがおろそかになってしまうVPNサービスもある中、ExpressVPNのセキュリティは信頼できるサービスを提供しています。具体例をあげながら見ていきます。
軍事レベルの暗号化
ExpressVPNではAES256ビットという暗号化技術を採用しており、アメリカ政府も採用しているほど強固なものです。
簡単?いえいえ、AES-256bitという現在ある最高レベルの暗号化技術を使った暗号の場合、今現在の最高のコンピュータを利用しても解読には数百兆年かかると言われています。こうなるともはや解読は不可能と言っても同じです。
技術の進歩によりAES256ビットが解読される日はいずれやってきますが、現状は信頼に足りる暗号化技術です。
厳格なノーログポリシー
ExpressVPNでは以下のような活動ログと接続ログについて、一切のデータを残さないと宣言しています。つまり、ExpressVPNを利用して接続した情報は全て記録されることはありません。よって厳しいプライバシー保護が保証されています。
- IPアドレス
- 閲覧履歴
- トラフィックの行き先や内容
- DNSクエリ
しかし、個人情報と紐づけできるデータ以外で、サービス向上のために必要なデータは記録しています。
例えば、
- 有効化されたアプリとアプリのバージョン
- VPNサービスに接続した日付
- VPNサーバーのロケーションの選択
- 1日あたりに転送されたデータの合計
上記の情報は、VPNサービスに問題が発生した際の解決に役立てたり、サービス向上のために必要なだけで、個人情報と紐づけられることはありません。
プライバシー保護に対して細心の注意が払われています。
さらに、2020年11月よりPricewaterhouseCoopers(PwC)の第三者監査専門家による独立監査も実施しており、ノーログポリシーへの厳格さがさらに増しました。
キルスイッチ

キルスイッチとは、VPN接続が突然停止した場合に、インターネットの接続自体を瞬時に停止して情報の漏えいを防止するシステムです。
IPアドレス(ネット上の住所)や接続しているロケーションが、利用しているデバイスから漏れたり、暗号化されていないデータが送信されることを防いでくれる便利なシステムです。
公共のフリーwifiを利用する場合などで有効です。
ExpressVPNのアプリでは、デフォルトでキルスイッチが利用できるように設定されています。
スプリットトンネル

スプリットトンネルとは、VPNを利用したいアプリやサービスのみVPN接続し、他は通常通りのネットワークを利用できる機能です。
VPNサービスを利用すると、どうしても速度が少し落ちてしまいますが、スプリットトンネルを使えば、VPN接続のすみ分けができるようになります。
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ExpressVPNの評判・使用レビュー

2020年度・2021年度共に、ExpressVPNは多くの媒体でNo.1の評価を得ています。実際私も1年ほどExpressVPNを利用していますが、スピードや使いやすさなど、No.1に恥じない品質だと実感しています。
では、ExpressVPN利用者のオンライン上での評判はどうでしょう。メリット・デメリットやより詳しい使用レビューを以下記事にてまとめてありますので、参考にしていただければと思います。
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ExpressVPNの解約・返金方法

ExpressVPNは広範囲で日本語対応しているVPNサービスですが、解約・返金手続きは英語で進める必要があります。とはいえ、実際に解約・返金にかかる手順はとてもシンプルで、5分で完了します。
英語が苦手な人でも、コピーアンドペーストで対応できるようテンプレート付きの記事を用意しています。
返金を受けたい方は、購入から30日以内に返金手続きを進めるよう注意しておきましょう。
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ExpressVPNがおすすめできる人・できない人

サービスの品質が高く、使いやすいExpressVPNは無敵に見えますが、以下に該当する方へはおすすめできません。
- 利用料金重視でとにかく安いVPNサービスを探している人。
- 完全にノーログが保証されていないとダメな人。
VPNにはお金をかけられない人や、少しでも完璧に近いセキュリティを求めている人はExpressVPN向きではありません。料金重視であれば、Surfsharkの方が断然安いですし、セキュリティ重視であれば、NordVPNが完全にノーログポリシーを宣言しています。
逆に以下のような人にはExpressVPNがおすすめできます。
- 信頼できる高品質サービスであれば、料金はそこまで気にならない人。
- とにかくスピードのでるVPNサービスを使いたい人。
- 使える国やサーバー数の多さに魅力を感じる人。
ExpressVPNのウリは品質の高さと通信スピードの速さです。クオリティやスピードを重視してVPNサービスを選びたい人はもちろん、特にこだわりがなくどれを選べばいいのかわからない人でも、ExpressVPNを選んでおけば大丈夫という安心感がありますよ。
また、ExpressVPNと並んで高評価を受けているNordVPNというVPNサービスがあります。2社でVPN業界のトップをひた走っている優良サービスですが、ExpressVPNとは少し毛並みが違います。ExpressVPNとの比較記事も書いていますので、気になる方は参考にしていただければと思います。
ご利用の用途に合わせて、最適なVPNサービスを選びましょう。
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