国際恋愛が始まると、お互いの言語もしくはお互いの共通言語でコミュニケーションをしていくことになります。パートナーが日本好きだったり、日本語が話せたりすると話が早いのですが・・・そこは正直運ですよね。
私はフィンランド人のパートナーがいるのですが、お互いに日本語、フィンランド語は話せません。というのも、旅先で出会っており、出会った段階では特にお互いの国に興味があるわけではありませんでした。そのため英語でのコミュニケーションが唯一の方法であり、英語だけで関係が成り立っています。
コトバって本当にすごい!と日々感じています。
お互いに英語は不自由なく使えるので、第二言語でのコミュニケーションは当たり前。そんな生活を送っていると、ふと英語で話しているからこそ得られているメリットに気が付きました。
そこで本記事では、国際恋愛をしていくうえで、第二言語(英語)でのコミュニケーションによって得られた予想外のメリットをご紹介していきます。
国際恋愛で英語が与えてくれた4つのメリット

- 考え方がシンプルになる
- 心が広くなる
- 発音の違いが話のタネになる
- 英語力の向上につながる
一つずつみていきましょう。
考え方がシンプルになる
国際恋愛をしていると、日本人特有の察する文化は通じません。これだけ伝えておけば、あそこまではやってくれるだろう・・・なんてことには間違ってもならないのです。
そのため、思っていること・やりたいこと・やりたくないことなど、ストレートに伝えるしかありません。日本人と話している以上に、言わなきゃ伝わらない状況になるので、どうすれば「分かりやすく」かつ「的確」に自分の思いを伝えられるかを日々考えるようになります。
ストレートに伝えることに特化していくと、思考がどんどんシンプルになります。回りくどく話しても誤解が生まれるだけなので・・・
思考のミニマル化に加え、英語そのものが持つ白黒はっきりした特性が合わさるため、シンプル思考が加速していくわけです。
英語はYES/NOをはっきり伝えますが、日本語は外堀から埋めていくってやつですね。
私は、日本語特有の回りくどくネチネチした感じが性に合わないので、英語のおかげでとてもラクに生きていられます。
英語で考えるようになると、日本語で考えていてなかなか決断できないことでも、結局YESかNOかどっちなの?という根っこの部分に落とし込めるので、自分の気持ちに正直になれる。・・・ことが多いです。
そんなにうまくいかないことも多いですけどね。笑
心が広くなる
英語でのコミュニケーションはラクですが、とはいえ母国語ではないので、よく間違えます。
私の使った単語の意味が伝えたかったニュアンスと異なり、誤解を生むこともしばしば。彼女の英語の発音が聞き取れなくて、伝わらないことも多々あります。
しかし、お互いに第二言語を利用しているので、そりゃ間違うよね。という意識をもって接しています。そのため、多少間違いがあっても、誤解が生まれてもストレスになることが少ないわけです。伝わればオッケーなマインドなので間違いに寛容になっていきます。
しかし、日本語同士だとどうでしょう。
そもそも日本語だしお互いに伝わって当たり前が前提なので、相手と上手く意思疎通ができないと、ストレスを感じてしまいますよね。伝わる伝わらないというフィルター自体が当たり前すぎてなかなか意識できないので、ついつい相手に対して厳しくなってしまいませんか。
お互いが第二言語を使ってコミュニケーションをすると、そもそも伝わって当たり前だという意識はなくなり、相手に対して広い心で接することができるようになります。
相手に対して優しく接することができるようになると、幸福度が増します。日本では当たり前だと思っていることが、当たり前ではないということに気が付き、感謝の気持ちが生まれてきます。日常に感謝できるようになると、”今”幸せなんだということがわかるようになるんですよね。
日本語でもそうするべきなんですけどなかなかね・・・
発音の違いが話のネタになる
日本語で言うと、方言にキュンとしたり、文化の違いを感じたりすることに似ています。
お互いに英語ネイティブではないので、それぞれ英語の発音に癖があります。発音の違いは個人的にはかなりツボでして。普通に話をしているだけなのに、話のネタがどんどん出てきます。
お互いの言語を勉強するときにも、発音がおかしかったりすると、それだけで話が盛り上がることが良くあります。
テレビで見る外国人の片言の日本語ってなんかかわいくないですか?あんなに整った顔立ちなのに、ちょっとおかしな日本語。そのギャップにやられるわけです。
それと同じようなことが、日常にあふれているので話が尽きません。
英語力のキープ&向上につながる
英語力については言わずもがなですが、最低限の英語力をキープできますし、伸びます。
常に英語で会話をするため、スピーキングやリスニングが顕著に伸びていきます。まぁ英語で意思疎通出来ないと、関係を続けるのも大変になるので、絶対に必要です。
さらに、情報の共有が英語であったり、映画を見るにしても最低限英語字幕のあるものを選ぶので、リーディングやライティングのスキルも伸びていきます。
面白いニュースがあったり、この情報知ってる?というような情報交換は基本的に英語になるので、英語に触れる機会が必然的に増えていくわけですね。
英語を使う生活が当たり前になるので、語学力は副産物的に向上していきます。
英語が上達する一番の方法は、英語が話せるパートナーをつくることだと言われるゆえんがここにありますね。
まとめ:国際恋愛において英語が共通語になると小さな幸せに気が付く。

記事のポイントをまとめます。
- 考え方がシンプルになると生き方がラクになって幸せ。
- 伝わって当たり前と考える事がなくなるので、小さな幸せに気が付く。
- 何でもないことで笑えるネタができて幸せ。
- 特に意識しなくても英語力がキープされるので助かる。
国際恋愛をしていると、当たり前という概念が崩壊します。そんなものは日本から一歩外に出ると存在しないんですね。
でも、”当たり前”が”有難い”に変わる瞬間って、”幸せ”に気が付ける瞬間なんだと私は感じています。
英語を使ってコミュニケーションをとるってことは、実はそこら中に転がっている幸せを拾っていける素晴らしい行為なんだなと、最近気が付いたので記事として書き留めておきます。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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