【フィンランド人の彼女】から学ぶ日本人が今すぐ取り入れるべき5つのこと

フィンランドはヨーロッパ諸国の中でも日本に一番近く、日本人との共通点も多くみられます。

私はご縁があり、フィンランド人の彼女と1年ほど付き合っています。彼女を通してフィンランドのことを知っていく中で、日本人の考え方って遅れてない?と思うことがよくありまして。

そこで本記事では、私がフィンランド人の彼女から学んだ日本人が今すぐに取り入れるべき5つのマインドセットをご紹介していきます

フィンランド人の彼女から学んだ日本人が取り入れるべき5つのマインドセット

フィンランド人の彼女から学んだ日本人が取り入れるべき5つのマインドセット
  1. シンプルで本物を愛する精神
  2. 精神的な自立
  3. 男女平等は基本
  4. 自然とのかかわり方
  5. 効率のいい働き方

一つずつ見ていきます。

シンプルで本物を愛する精神

フィンランド人の彼女から学んだ日本人が取り入れるべき5つのマインドセット1

フィンランド人と彼女と話しているとよく出てくる言葉に「Authentic(本物の)」というものがあります。これは生き方や価値観、また良いものを長く大切に使うといった暮らし方にも通じている考え方で、ファストファッションやジャンクフードなどとは真逆のものです。

フリーマーケットはいつ行っても大勢の人で繁盛していますし、街中や部屋のデザインはシンプルそのもの。しかし、いたるところでセンスが光ります。

私自身、ミニマリスト的な感性やサステイナブルな生活を意識しているので、シンプルで自然美を追求したデザインが日常にあふれているフィンランドは居心地がいいですね。

「Authentic(本物の)」を愛するパートナーからは学ぶことが多く、質を重視した生活に日々の充実を感じます。

まだまだ「量」重視の日本人は、「質」を大切にするフィンランド人のマインドセットを学ぶと今よりも生きやすくなるかもです

精神的な自立

フィンランド人の彼女から学んだ日本人が取り入れるべき5つのマインドセット2

フィンランドでは日本のように、「右にならえ」だったり「良い大学を出て良い会社に入れたら幸せ」といった思考停止した人生のレール的な考え方は一般的ではありません。日本でも時代遅れになりつつある考え方ですが、まだまだ盲目的にレールの存在を信じている節はありますよね。

フィンランド人は、人生選択の自由度が日本と比べて格段に高いのが精神的に自立している理由の一つです。

フィンランドでは年齢やキャリアで壁にぶつかったとしても、その時々のニーズにこたえる様々な選択肢が用意されているので、やりたかったらあれもこれもできてしまうのです。

二兎を追う者は一兎をも得ず」ではなく、「二兎を追って二兎を得てしまおう」な精神ですね。社会福祉が高水準で整備されているフィンランドだからこそ育った考え方です。

しかし、確かに1つのことを貫くのは日本人の美徳ですが、今の時代は「スラッシュワーカー」のように1つを極めて、そこから派生させた仕事で収入源を分散させていくことも必要なのかなと。思考停止だと衰退する一方です。

フィンランドでは周囲に合わせて道を決めるのではなく、自ら考え決断を下す作業を幼少期から日常的に行っているため、一人の人間として精神的に自立していると感じることが多いです

とはいえ、日本では個人よりも”共感”を大切にする文化が根付いているので、個人の主張ってなかなか難しいんですけどね・・・。

男女平等は基本

フィンランド人の彼女から学んだ日本人が取り入れるべき5つのマインドセット3

フィンランド人の彼女との間では、「男だから・・・女だから・・・」という会話は一切ありません。お互いが一個人として対等な立場で生活をしています。

できることはできる人がする。
一人でできなさそうなときは、お互いに協力したり


普段からできるだけフラットな関係性を心がけているので、日本の男女不平等には生きづらさを感じます。

事実、世界ジェンダーギャップ報告書2020「Global Gender Gap Report 2020」ではフィンランドは第3位。日本は121位と圧倒的な差があります。

フィンランドの首相が34歳の女性であることは有名ですが、日本だとまだまだ考えられないことですよね。でも変わらなければいけない時代がもう来ています。

自然とのかかわり方

フィンランド人の彼女から学んだ日本人が取り入れるべき5つのマインドセット4

フィンランドには自然享受権(Everyman’s Right)という法律があり、自然との距離がとても近いことを感じます。

私はフィンランドの地方都市、ユバスクラを行ったり来たりしているのですが、徒歩圏内に森や湖が点在しています。

日本ではなじみが薄いですが、キノコ採りやベリー摘みに若者がこぞって出かけていくんですよ。

日本人と比べると自然との距離感がうんと近いなと。フィンランド人は人間の生活から自然が切り離せないことを肌で知っている人が多い気がします

フィンランド人の彼女は小さい時から自然に触れているので、植物や鳥の名前をよく知っていて感心させられます。

私が山好きということもあり、何時間もかかるハイキングにも楽しそうについてきてくれるのはうれしいですね。

以前はスペインの900キロを、1か月半かけて一緒に歩き切った経験もあります。


効率のいい働き方

フィンランド人の彼女から学んだ日本人が取り入れるべき5つのマインドセット5

フィンランド人は16時には仕事を終えるということを初めて聞いたときは、耳を疑いました。

もちろん残業なんてほとんどしません。

「仕事のための仕事という意識」より「家族と過ごす時間のための仕事という意識」が強いようです

フィンランド人の彼女はフリーランスとして働いているのですが、1日約3~4時間ほどしか働きません。それでも私が以前働いていた時の年収に近い額を稼ぎ出しています

私は残業を週に40時間してもらっていた額です。

やってられないですよ。w
効率が良すぎです。

日本の残業の話は鉄板ネタですが、高確率で

そんなことが本当に起きていなんて信じられない。

どんな反応したらいいかわからない。


といった困惑した空気になるので、恥ずかしくなります。

フィンランド人とのつながりがあることで、効率が良く生産性の高いマインドセットが日常的に学べるのはありがたいですね。

ポイントは、よく休むことです。


まとめ:フィンランド人の彼女から学んだマインドセットは、日本人が取りいれるべきポイント満載だった。

まとめ:フィンランド人の彼女から学んだマインドセットは、日本人が取りいれるべきポイント満載だった。

記事のポイントをまとめます。

  1. シンプルを好み本物を愛する精神
  2. 精神的に自立している
  3. 男女平等の精神レベルが高い
  4. 自然とのかかわり方
  5. 効率の良い働き方


フィンランド人は日本人との共通点が多くあるといわれており、フィンランドのことをよく知らないうちから親近感を持っていました。

そして実際、フィンランド人の彼女ができフィンランド人の考え方を知っていくうちに、共通点も多いけど、これからの時代を生きる上で学ぶべき点も多いなと実感しています。

男女平等の精神や働き方など、日本人が今すぐにでも取り入れるべきマインドセットをフィンランド人はすでに持っています。

まずは「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」を読んでみると、幸福度ランキング世界1位のフィンランド人の考え方や働き方に触れることができますよ。


今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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