
オンライン英会話をやってみたいんだけど、結局どれがいいのかわからない。おすすめが知りたい。
このような悩みにこたえます。
オンライン英会話の会社が乱立するこのご時世。
「オンライン英会話 おすすめ」で検索すると、30社以上のオンライン英会話が出てきます。
それぞれの会社で無料体験はできますが、全社試して比較するとなると途方もない時間がかかるし、そんなのやってられない・・・。
そこで、本記事では英会話の目的を5つに絞り、各目的でおすすめの1社のみを厳選して紹介しています。
オンライン英会話の会社選びのお役に立てれば幸いです。
- 英会話初心者~海外旅行レベルまでは「DMM英会話 」
- とにかく量をこなしたい人には「ネイティブキャンプ」
- ネイティブとしかレッスンしたくない人は「Cambly」
- ビジネス英語に特化して勉強したい人は「Bizmates」
- 毎日続けるのは苦手な方は「hanaso」
- TOEIC925点を取得している視点、また2年以上の海外生活経験を生かして、目的に一番合う会社を厳選しています。

それでは、一つずつ見ていきましょう。
【目的別】おすすめのオンライン英会話5選

- 英会話初心者~海外旅行レベルまでは「DMM英会話 」
- とにかく量をこなしたい人には「ネイティブキャンプ」
- ネイティブとしかレッスンしたくない人は「Cambly」
- ビジネス英語に特化して勉強したい人は「Bizmates」
- 毎日続けるのは苦手な方は「hanaso」
以上の順番で見ていきます。
DMM英会話:英会話初心者~海外旅行レベルにおすすめ

英会話の初心者や海外旅行で英語でコミュニケーションを取れるようになりたい方はDMM英会話がおすすめです。
- 1レッスンが163円~
- 119ヵ国の多様な講師陣
- 9000種類以上の教材が無料
- 24時間365日レッスン可能
- ネイティブや日本人とのレッスン可能
- 無料体験レッスンは2回
DMM英会話のセールスポイントをまとめるとこんな感じです。
【DMM英会話】メリット・デメリット
- 日本人講師や日本語を話せる講師が在籍している。
- 119ヵ国の多様な英語に触れられる
- 有料アプリ”Iknow”が無料で使える。
- 人気講師の予約が取りづらい
- ネイティブ・日本人とのレッスンは料金が変わる
- レッスンに回数制限がある
一つずつみていきます。
メリット1: 日本人講師や日本語を話せる講師が在籍している。
英語初心者の方は、始めからすべて英語のレッスンには抵抗がありますよね。
しかし、DMM英会話では日本語が話せる講師が在籍しており、初心者でも安心して始められるのがポイントです。
※日本語講師とのレッスンの場合にはプラスネイティブプランへの加入が必要。
メリット2: 119ヵ国の講師とレッスン可能
講師のバラエティーは業界最大。
旅行の行き先が決まっている方は、その国の講師とレッスンをすることで、現地の情報や現地の言葉の習得も可能です。
メリット3: 有料アプリiknow!が無料で使える。
DMM英会話の有料会員になると、通常月額1,510円のiknowが無料で使い放題になります。
iknowとは・・・暗記に特化した学習アプリ
iknow!の併用も考えると、月額が4,970円相当(6,480円プラン−1,510円)となり格安です。
デメリット1: 人気講師の予約が取りづらい
DMM英会話ではレッスンを受講してからでないと、次のレッスンの予約ができません。
そのため、ライバルの多い人気講師は予約が取りづらくなります。
しかし、予約にはコツがあって、DMM英会話の予約にはコツがいります。【125回受講した結果分かりました】で詳しく解説しているので、参考にしてください。
デメリット2: ネイティブ・日本人とのレッスンは料金が変わる
ネイティブや日本人講師とのレッスンを受けたい場合は、通常プランではなく、プラスネイティブプランを選ぶ必要あり。
非ネイティブのプランと比較すると、1レッスンあたり約300円ほど高くなってしまします。
しかし、一般の英会話スクールと比べるとこの金額でも約10分の1と格安なのは変わりません。
イーオン | プライベートレッスン |
---|---|
50分×週1回(8ヶ月) | 320,760円 ※40,095円/月 |
25分あたりの料金 | 約5,000円 |
レッスン時間/月 | 200分 |
DMM英会話 | プラスネイティブプラン |
---|---|
毎日1回のレッスン | 15,800円/月 |
25分あたりの料金 | 510円 |
レッスン時間/月 ※1ヶ月30日計算 | 750分 |
英語初心者の方や、海外旅行レベルの英語力をつけたい方はDMM英会話を選んでおけば間違いありませんよ。
≫無料でDMM英会話を2回体験してみる
※無料体験中の料金は一切発生しません
ネイティブキャンプ:とにかく英会話の量をこなしたい人におすすめ

短期集中で英語力を上げたい方や、とにかくたくさん話せれば良いという方にはネイティブキャンプがおすすめ。
- 月額6,480円でレッスン回数が無制限
- 予約不要
- 100ヵ国以上の登録講師
- 24時間レッスン可能
- カランメソッド対応
- 無料体験レッスンは7日間
※カランメソッドとは・・・正しい文法と表現を徹底的に反復練習することで、通常の4倍のスピードでスピーキング力を伸ばせる方法のこと。
【ネイティブキャンプ】メリットとデメリット
- レッスン回数無制限
- レッスンの予約不要
- レッスンの長さを調整できる
- 予約にはコイン(課金)が必要
- 同じ先生の確保が難しい
- 無料体験レッスンから有料プランへ自動的に移行する
メリット1: レッスンの回数無制限
レッスン回数無制限なのがネイティブキャンプ最大のウリ。
とにかく量をこなしたい人にはうってつけのオンライン英会話です。
急な海外出張や短期間で英語力を伸ばしたい人にはありがたいシステムですよね。
メリット2: レッスンの予約が不要
急に思い立った時でも、待機している講師が対応。
いつでもどこでも空いた時間ですぐにレッスンが可能です。
やりたいときにすぐにレッスンできるのは、スピード感がありモチベーションの維持に効果的。
メリット3: レッスンの長さを調節できる
ネイティブキャンプのレッスン時間は通常25分ですが、25分間フルで受講する必要はありません。
自分の状況に合わせて、5分から調節可能なのです。
これなら毎日の継続もハードルが下がりますね。
デメリット1: 予約にはコインが必要
ネイティブキャンプのメリットとして、予約が不要という点を挙げましたが、一方予約にはコインが必要になります。
コインとは・・・課金のことです。
ネイティブ講師だと約1,000コイン→1,000円
非ネイティブ講師だと約200コイン→200円
上記のコインを月額料金に別途購入する必要があるので、予約したいレッスンが多くなると、結果的に割高になってしまいますね。
デメリット2: 同じ先生を確保しにくい
月額料金のみだと予約ができないので、お気に入りの講師とのレッスンを確保するのが難しいです。
とにかく、誰でもいいので英語を沢山話したい人にはおすすめですが、お気に入りの講師にしっかりとレッスンを見てほしい人向きではありません。
すでに他のオンライン英会話を登録しており、その復習用としてサブ使いするなら最強のコスパです。
デメリット3: 無料体験レッスンから有料プランへ自動的に移行する
DMM英会話等多くのオンライン英会話では無料体験のあと、支払い方法を入力して有料プランへ移行します。
しかし、ネイティブキャンプでは無料体験の際にクレジットカード情報の入力が必要。
忘れていると自動的に料金が発生・・・
なんてことになってしまします。
無料体験レッスンを受けてみたい方は、この点注意が必要です。
とはいえ、7日間の無料体験は魅力的です。
正直、無料体験だけでも短期集中で英語力アップしますよ。
Bizmates:ビジネス英語に特化したい人におすすめ

ビジネス英語に特化してオンライン英会話を選ぶなら、Bizmatesがおすすめ。
- ビジネス英語コースのみで、ビジネス英語に完全特化
- 講師は全員ビジネス経験者
- 「電話会議」や「プレゼンテーション」など教材がビジネスシーンに特化
- 無料体験は1回可能
- レッスンは5時~25時まで対応可能
- 1レッスン270円~
とにかく、ビジネス英語に特化しているのがビズメイツの特徴です。
【Bizmates】メリット・デメリット
- ビジネスに直結した英語が身に付く
- 文化やマインドセットも学べる
- レベルアップにテストに合格する必要がある
- 講師はフィリピン人講師のみ
- 初心者向きではない
- 他のオンライン英会話と比べると割高
メリット1: ビジネスに直結した英語が身に付く
ビジネスシーンでの「スモールトーク」から「プレゼンテーション」まで、ビジネス英語で必要なあらゆる場面での英語に対応しています。
日常英会話とビジネス英語は、日本語に敬語があるように、全くの別物になりますので、仕事で英語が必要な方におすすめです。
メリット2: 文化やマインドセットも学べる
すでに仕事で英語を使っている方はご存知かと思いますが、ただ英語を話せるだけでは正直ビジネスシーンでは使い物になりません。
特に日本は、諸外国と比べて良い意味でも悪い意味でも独特な文化を持っています。
日本の感覚が当たり前だと思っている人は、危ないですよ。
ビジネスシーンでは、日本の文化や考え方と諸外国との違いを理解した上で、英語を話せるビジネスパーソンが求められます。
その点、ビズメイツは文化やマインドセットに重点を置いたレッスンも用意されているので、日本人の固定概念を崩すレッスンも受講できますよ。
メリット3: レベルアップにはテストに合格する必要がある
ビズメイツではレベル1~5までのランクがあり、定期的にレベルアップテストが求められます。
テストに合格しないと、次のレベルのレッスンには移れないという厳しさ。
この厳しさのおかげで、やりっぱなしにならず強制的にビジネス英語力を上げることができます。
デメリット1: 講師はフィリピン人のみ
ビズメイツに登録されている講師はフィリピン人のみです。
オンライン英会話を探している人の中には、ネイティブとのレッスンを希望している人も多いですよね。
しかし、ビズメイツにはネイティブ講師は在籍していないため、ネイティブとのレッスンを希望している人には向いていません。
デメリット2: 初心者向きではない
もちろんビズメイツには初心者向きのコースも用意されています。
初心者向きのコースでは、中学英語レベルでビジネス英語を学ぶので、基礎を固めながらビジネス英語を学べて一石二鳥な面も。
しかし、基礎を固めるためにビズメイツを使うのは料金面でコスパが悪いです。
時間に余裕があるのであれば、DMM英会話等で基礎を作ってから、ビズメイツに移行すのがおすすめですよ。
デメリット3: 他のオンライン英会話と比べると割高
ビズメイツはビジネス英語に特化しているため、他社と比べると料金は割高。
DMM英会話やネイティブキャンプの約二倍の金額です。
料金比較 | DMM英会話 | ネイティブキャンプ | Bizmates |
---|---|---|---|
最安値の月額料金 | 6,480円 | 6,480円 | 13,200円 |
気軽には始めにくい金額ですが、本気でビジネス英語を身に付けるためには、特化した会社の方がいいですし、相応の出費は必要ですよね。
Cambly:絶対にネイティブと話したい方におすすめ

何が何でもネイティブのレッスンしか受けたくない。
イギリス英語やオーストラリア英語など独特なアクセントを習得したい方は、Camblyがおすすめ。
- アメリカ初のオンライン英会話
- 講師は全員英語ネイティブ
- 予約なしでレッスンができる
- レッスンの回数や時間を自分好みにカスタマイズできる
- 24時間レッスン対応
- 月額最安値は2,074円~
以上がCamblyの強みです。
【Cambly】メリット・デメリット
- 講師は全員ネイティブ
- レッスン1回あたりの時間と週のレッスン回数を自分で決めれる
- 学びたいアクセントを指定できる
- 初心者にはキツイ
- 教材がすべて英語
- コスパが良くない
メリット1: 講師は全員ネイティブ
Camblyの強みはなんといっても講師全員がネイティブという点。
レッスンの予約は入れることも、入れずに待機中の講師とレッスンをすることもできるのですが、待機中の講師全員がネイティブなので、思い立った時にすぐネイティブのレッスンを受けることができます。
メリット2: レッスン1回あたりの時間と週のレッスン回数を自分で決めれる
オンライン英会話のプランは、毎日や月に8回など決められていることが多いです。
しかし、Camblyでは自分の予算と時間の都合に合わせて、オリジナルプランを作成できます。
柔軟なレッスンプランを希望している人にはありがたいシステムですよ。
メリット3: 学びたいアクセントを指定できる
英語のレベルが上がってくると、発音やアクセントが気になる時期がやってきます。
人それぞれ好みはありますが、イギリス英語がかっこいいとか、アメリカ英語の発音に近づけたいなどなど。
アクセントを勉強したい人にとっては、習得したい地域の英語に毎日触れられるのはありがたいですよね。
デメリット1: 初心者にはキツイ
Cabmlyは初心者にはハードルが高いオンライン英会話だと言えます。
なぜなら、講師が日本人の英語になれていないから。
日本人向けのオンライン英会話の講師は、毎日のように日本人英語を聞いているので、カタカナ英語でも多少は伝わります。
しかし、Camblyはアメリカ発のオンライン英会話なので、講師が日本人特有の英語になれていない可能性が高いです。
逆に言えば、本場で自分の英語がどれほど伝わるのかを試すいい機会ともいえますが、話すことで精一杯の人には厳しいでしょう。
デメリット2: 教材がすべて英語
さらに、教材は全て英語で書かれているのも初心者には厳しい点。
英語を英語で学ぶので、中級者以上におすすめのオンライン英会話です。
デメリット3: コスパが良くない
講師が全員ネイティブということもありますが、DMM英会話やネイティブキャンプに比べると約4倍も料金が高いです。
料金比較 | DMM英会話 | ネイティブキャンプ | Cambly |
---|---|---|---|
1日25分×30日の料金 ※Camblyは30分で計算 | 6,480円 | 6,480円 | 28,990円 |
日本人の英語にあまり慣れていない講師を希望しており、かつ講師は全員ネイティブが良いという方へおすすめのオンライン英会話です。
hanaso:毎日続けるのは苦手。まずは週に1~2回から始めたい方におすすめ

DMM英会話やネイティブキャンプなどオンライン英会話の有名どころは、毎日レッスンや受け放題が魅力的です。
しかし、いきなり毎日継続はできるか不安だし、できなかったらお金がもったいないから・・・
そんな方もきっといますよね。
毎日続けるのが苦手な人にはhanasoがおすすめですよ。
- 毎日レッスンプランも回数プランも選べる
- スタディサプリ英語講師、関正生先生監修のオンライン英会話
- 1レッスン177円~
- 6:00~25:00までレッスン対応
- 無料体験レッスンは2回
以上がhanasoの強みです。
【hanaso】メリット・デメリット
- 回数プランが選べる
- レッスンの繰り越しができる
- 初心者にも安心・教材の質が高い
- フィリピン人講師のみ
- 24時間対応していない
- 回数プランだと割高
メリット1: 回数プランが選べる
毎日継続が苦手な人にはありがたいシステム。
毎日レッスンは効果が出るのが早いですが、その分毎日の時間確保にストレスがかかります。
もう少しゆっくりと自分のペースで進めたい人におすすめです。
メリット2: レッスンの繰り越しができる
レッスンの繰り越しができるのは回数プランのみで、2ヵ月までですが、そのままレッスンの権利が消滅しないのはありがたいです。
時間の空いたときにマイペースにレッスンを受講できますよ。
メリット3: 教材の質が高い
hanasoを監修している、関正生先生は、英語学習者には有名な「世界一わかりやすい」シリーズの著者です。
講師経験も豊富で、現スタディサプリ英語の講師。
以前は東進ハイスクールの講師も務めていました。
そんな関先生がhanasoの教材も監修しているので、教材の質の高さはには頷けます。
デメリット1: フィリピン人講師のみ
講師はフィリピン人のみなので、多様な英語に触れたい人には向いていません。
デメリット2: 24時間対応していない
レッスンの対応時間は6:00~25:00までとなっています。
5:30~など朝早くからレッスンを受けたい人には少し不自由かもしれません。
デメリット3: 回数プランだと割高に
毎日の継続が苦手な人にはとてもありがたい回数プランですが、少々割高なんです。
月8回プラン | 4,400円(税込) | 550円/回 |
月12回プラン | 6,270円(税込) | 522円/回 |
月16回プラン | 7,920円(税込) | 495円/回 |
毎日25分プラン | 6,578円(税込) | 219円/回 |
毎日50分プラン | 12,078円(税込) | 201円/回 |
回数プランだと1レッスン約500円。
毎日レッスンプランだと1レッスン約200円ですので、回数プランだと1レッスン約300円分高くなります。
しかしこのプランではレッスンの繰り越しが2ヵ月まで可能。
そのため、なかなか受講できなくても、レッスンを無駄にする確率がぐんと下がりますよ。
まとめ:オンライン英会話は目的別に探すのがおすすめ

記事のポイントをまとめます。
- 英会話初心者~海外旅行レベルには「DMM英会話」がおすすめ。
- とにかく量をこなしたい人には「ネイティブキャンプ」がおすすめ。
- ビジネス英語に特化したい人には「Bizmates」がおすすめ。
- ネイティブとしかレッスンをしたくない人には「Cambly」がおすすめ。
- 毎日続けるのが苦手な人には「hanaso」がおすすめ。
本記事では、各目的に合わせて1社を厳選しました。
一見オンライン英会話の会社は多すぎでわかりづらいですが、各社それぞれ色が違いますね。
オンライン英会話を始める前には、どうして英語を話せるようになりたいのかをはっきりさせることがポイントですよ。
とはいえ、調べているだけでは百聞は一見にしかず。
結局やってみないことには自分に合うかどうかはわかりません。
とりあえずやってみる精神が、英語を話せるようになるためには大切ですよ。
1年後に後悔しないためにも即行動しておきましょう。
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