今回は、私が初めて中米はコスタリカ、サンホセ空港に到着した時に、入国検査にて“入国拒否”をされてしまった時の話をご紹介します。
結論から先にお伝えします。
【結論】コスタリカを出国するチケットを持っていなかったから。

- 入国拒否になるとどうなるの?
- 出国のチケットを持たずに旅行なんてあるの?
- 税関ではどんなやり取りをしたの?
このような疑問にこたえていきます。
本記事では、コスタリカの入国審査にて入国拒否になってしまったときの経緯を詳しくお話しします。
入国拒否になってしまった経緯

私が世界一周の旅に出ていたころの話です。
ニュージーランドで1ヵ月の放浪を終えて、予定通りにニュージーランドの首都オークランドからコスタリカのサンホセへと向いました。
節約のため安いチケットを購入していたため、合計20時間を超えるフライト時間に耐え、サンホセ空港に到着したのは深夜の1時頃でした。
当時の私は、国をまたぎながら旅をするのは初めて。あてのない旅にあこがれていたので、当日の宿も、どれだけ滞在するのかも、次の行き先も何もかも決めていませんでした。
到着した当日は空港で野宿の予定。その翌日は宿に泊まろうかとぼんやり考えていました。時差ボケで一刻も早く寝床を探したかったのですが、まさかの税関で捕まってしまします。
税関では宿泊先・滞在日数・出国チケットの有無を聞かれました。
宿泊先はBooking.comで適当に検索していた安宿の住所を提示し、滞在日数も1週間とその場で考え答えましたが、出国のチケットを持っていないことが分かると、入国拒否だと言われてしましました。
すぐに買うから、とりあえず入国させてという主張はもちろん通じるわけなく、入国拒否になりました。
よく考えれば当たり前の話で、入国さえできてしまえば、いくらでも不法滞在可能なのです。私の頭には不法滞在してやろうなんて考えは微塵もありませんでしたが・・・
仕方ないので、税関検査の列から離れ、待機所のようなところに腰を下ろし、バスのチケットを検索してみました。しかし、Wi-Fiが想像以上に遅い。仮にも首都の空港なのに全然検索が進まない。
眠気と自分の行く先を今決めないといけないという、自分の思いとは異なる現状に少々イライラしながら、コスタリカからパナマへ抜けるバスを検索していました。しかし、オンラインでの申し込みフォームがあるにもかかわらず、深夜は対応しておらず、朝まで待たなければチケットは購入できないようでした。
その時のバズ会社のサイトはこちら→https://www.ticabus.com/Route
いやいやちょっと待ってよ。空港には到着しているのに入国できないグレーな状況。こんな状況では野宿はしたくない。そもそも預けている荷物が心配だ。一刻も早くここを通過してまず荷物を確保したい。
眠気と疲労で頭がよく回らない中、必死に葛藤と戦い、飛行機のチケットの購入を決心しました。
正直コスタリカからパナマまではバスで抜けられたら面白そうだなと、うっすら思っていましたが、もうすっ飛ばすことにしました。コロンビアはあまり興味ないし、まあペルーでいいかと思い、ペルーまでのチケット購入し、無事に入国ができました。
安心したのは束の間。荷物の回収場所では当然のように、ベルトコンベアの動きは止まっており、私の荷物の姿はありませんでした。
少々焦りましたが、ロストバゲージカウンターに尋ねると、カウンターで保管してくれていました。汗
その後調べたところによると、
出国チケットの有無の確認は必ずしも聞かれる質問では無いですが、まれに確認されることがあるらしいです。要は税関の担当者次第という事です。
僕は貧乏くじを引いてしまったというわけです。
まとめ:空港で入国拒否されないようにするためには「出国チケット」も購入しておきましょう。

本記事のポイントは1つです。
あてのない旅をするときでも、出国用のチケットは用意しておいた方が無難。
行き当たりばったりだと、結果高くつく可能性があります。
余談ですが、僕がチケットを探し回っているときに、隣に黒人のおじさんが座っており、かれもまた入国検査にはじかれていました。話を聞いていると、彼はビザの関係で確認が取れない箇所があり、これから国へ強制送還されるとのこと。
そのおじさんの悲しげな顔が今でも強烈に印象に残っています。
今回は以上です。
空港にはドラマがありますね~。
↓空港で焦らないための手順の確認はこちら
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