2020年7月15日より、アメリカで始まった新たな動画ストリーミングサービスpeacock(ピーコック)。
2023年現在では徐々に配信国を広げています。
現在はアメリカ国内(+イギリス・アイルランド・ドイツ・オーストリア・イタリア)のみでの配信サービスで残念ながら日本でのサービス展開はまだですが、日本からでもカンタンに見る方法があります。
本記事では、peacock(ピーコック)の概要と、日本からの動画ストリーミングの方法を説明していきます。
peacock(ピーコック)とは?

【peacock(ピーコック)】とは、アメリカのNBCユニバーサルが手掛ける新しい動画配信サービスです。
NBCユニバーサルは、アメリカ三大ネットワークの一つNBCや、映画製作で有名なユニバーサル・ピクチャーズ、など映像制作に関わる多くの企業を持つ一大グループ。
動画制作大手のNBCユニバーサルがストリーミングサービス戦国時代の今、無料で視聴できるプランを引っさげて動画配信の舞台へ参入してきたわけです。
そこで、本当に無料で動画を見ることができるのかどうか検証してみました。
peacock(ピーコック)を始めるのに必要なのは、メールアドレスとパスワードだけ。

そもそも、アメリカ国内のみで配信されているサービスなので、基本的にはアメリカ国外からは視聴できません。上記のような画面で「あなたが今いる場所からはpeacockは視聴できません」と表示されてしまいます。
しかし、閲覧制限の問題はVPNサービスがクリアしてくれます。
VPNサービスについての詳細はこちらの記事にて解説していますので、興味のある方はご覧ください。
※ちなみに、今回検証に利用したVPNサービス(Surfshark)は実質無料で30日間利用可能です。
さてVPNサービスを利用して閲覧制限を解除すると、以下のような画面になり、peacock(ピーコック)
への登録ができるようになりました。

アカウント登録で必要な情報は2つだけ。
- メールアドレス
- パスワード
以上です。
クレジットカード情報など支払いに関する情報の登録は一切ありませんでした。
次に、実際に動画を見てみます。

「ロストイントランスレーション」を選びました。
日本からでも問題なく再生され、視聴することができました。
無料プランの難点は一つだけで、広告が出てくる点。
しかし広告の表示はyoutubeでもありますよね。
広告が気にならない人は無料で膨大な量の動画を楽しむことができますよ。
peacock(ピーコック)の収益戦略としては、無料プランへ集客して、広告が煩わしくなった顧客に対し有料の広告なしプランを提供するといった具合です。
youtubeと同じく広告収益をあげることで、無料でも動画を提供できるわけです。
peacock(ピーコック)の料金プランは?
peacock(ピーコック)には3つの料金プランがあります。
- 無料プラン+広告あり
- 4.99ドル/月全ての動画が視聴可能+広告あり
- 9.99ドル/月全ての動画が視聴可能+広告なし。
配信されるコンテンツのイメージとしては、無料プランは往年の名作や他サービスですでに配信されているようなコンテンツが無料で開放されています。
有料プランは、Peacockオリジナル作品やPeacock限定配信の作品が楽しめます。
今回は日本から見れるかどうかを確認したいので、とりあえず無料プランに登録してみました。
無料で見れた作品
- ET
- Lost in Translation
- MIB3
- The Bourne Identitiy
- アメリカズゴッドタレント シーズン1
- SUITS
- ニュース等
などですね。
名作が無料で視聴できますが、現状だと古い作品がメインのラインナップだなという印象です。
注意点としては、利用できる言語は音声も字幕も英語のみです。
アメリカ国内向けのサービスなので当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
英語の勉強をしている人は現地のニュースが無料で見れるので、いい教材になるのかなと。
まだまだ配信作品は多いとは言えませんが、今後に注目の動画配信サービスですね。
Peacockが見れるVPNサービス:Surfsharkの公式サイト
Surfsharkだとご利用の環境では不具合がある場合はNordVPNをお試しください。

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