【留学】学校英語と現地の英語には天と地ほどの差があった話

私はオーストラリアでワーキングホリデーをしていた経験があります。
その際、オーストラリアの語学留学で4ヶ月を過ごし、英語に少し自信がついてきたころ、学校を離れてみて愕然としました。

「英語が全然聞き取れないし、言葉が出てこない・・・」
「留学しているのにどうして?」

あぁ、学校の英語はぬるま湯だったんだ。と悟りました。

日本人は英語に関して圧倒的なアウトプット不足です。
それ加えて、現地での英語のコミュニケーションは想像しているよりも実際はシビア。

留学後に英語が思ったよりも話せないなんてことにならないように、留学先での現実を共有していきますね。

語学学校の先生はかなりゆっくりと英語を話している。

留学中に、学校の中でしか英語を使っていない人は要注意です。

大前提として、学校の先生は英語を非ネイティブに教えることが仕事です。
そのため、誰にでもわかるように話すスピードを落としたり、言葉を選んでくれているんですね。
さらにいうと、学校の先生はいろいろなアクセントの英語に慣れている人が多いです。
そのため、少々発音や文章が雑でも生徒の言いたいことを汲み取って会話を続けてくれています。

しかし、学校から1歩外に出ると、日本人英語に慣れていない現地の外国人を相手にコミュニケーションをしていく必要があります。

彼らは先生のようにゆっくりと話してはくれませんし、発音が悪ければ伝わらないことも。もちろん汲み取ってくれる優しい人もいますが、先生みたいに上手ではありません。現地では英語で社会が回っているので、英語が話せて当たり前という現実を突きつけられたこともありました。

日本でも英語ネイティブに慣れている人って少ないですよね。
日本にいるんだから、日本語で話してよと思う人が大半のはず。
実際それと同じでした。

クラスメートにネイティブはいない。

留学のイメージと言えば「ネイティブの友達に囲まれてなんだかイケてる自分」、を想像しがちですが、実際のクラスメートは英語を学びに来ている非ネイティブたちです。
彼らの英語には独特のクセがありますし、自分よりも英語が苦手な生徒がいたりします。

彼らとのコミュニケーションはいわば、実践英会話の初級です。
お互いに何とかして意思疎通を成立させて、少しずつ英文を口から紡ぎだすことができる。
そんなイメージです。

英語を不自由なく使えるようになる為には、彼らとのコミュニケーションでレベル上げをしつつ自信をつけて、ネイティブとの会話に慣れていく必要があります。

本物の英語力は学校の外にある

帰国したときに「留学してきたよ」と胸を張って言うためには、積極的に学校の外に繰り出していく
ことが留学での最重要課題の一つと言えます。

とはいえ、武器もなしにネイティブ達とコミュニケーションをとれる強者はなかなかいないはず。
そんな人たちのために学校があります。

学校は英語に自信のない人がレベル上げをするために存在します。
留学先では、まず先生とたくさん会話をし、「英語を使うこと」に自信をつけましょう。

テストで良い点数をとることは一旦忘れましょう。
大切なのは「英語を使うこと」です。

そして少しでもインプットができたら、「クラスメート」引き連れて本物の英語にどんどん触れていきましょう。

語学学校の中だけで勉強するだけでは「留学」のメリット十分に使うことはできませんよ。