【哲学】スナフキンの名言から人生を学ぶ。【英語+日本語】


言わずと知れた世界的名作「ムーミン」

その中でもひときわ異彩を放つ孤高の旅人スナフキン。

彼の言葉には、思わず「はっ!」させられる人生の本質がつまっているような気がします。

日々幸せを感じながら生きるために、お手本にしたいスナフキンの名言をまとめました。
それと僕の感じたことも少々。

1年に1度は見返したい自分の忘備録です。

スナフキンの名言7つを日本語と英語でご紹介します。

“The main thing in life is to know your own mind.”
”大切なのは、自分のしたいことを、自分で知っていることだよ。”

 – Snufkin



自分が本当にやりたいことをわかっている人なんてごく一部。

当たり前すぎて考えたことがないか、考えても考えてもわからないか。
今やっていることは本当にやりたいことなのか?
このまま続けてもいいのか?

「自分のしたいことを、自分で知っていること」って簡単にみえて、実は多くの人にとって見つけるまでにとても時間がかかることだったりします。

答えを探すために旅に出てみたり、色々挑戦してみたり。
そとに答えを求めがちですが、

でも結局、その答えは自分の中もう”ある”んですよね。

まだ気が付いていないだけで。

“You can’t ever be really free if you admire somebody too much, I know.”
”だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は得られないんだよ。”

 – Snufkin



誰かを目標に努力できることははすごいこと。
でも最終的な目標をその誰かにしてしまうと、どんどん苦しくなります。

だってどんなに頑張ってもその人にはなれないから。
誰かになることより、自分で”ある”ことをめざしましょ。

”I own everything that I see and everything that pleases me. I own the entire world.”
”自分できれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、 世界中でもね。”

 – Snufkin



人間なんて、世界からみたら本当に小さな存在。
旅をすればするほど、自然の偉大さを感じ、自分の無力さを突き付けられます。

しかし、存在は小さいけれど、大切な世界の一部であることには変わりありません。
それがわかってくると、自分は小さな小さな世界のひとかけらだけど、それでも世界と繋がっているんだなと思えるようになります。

そんなことを伝えたいのかなと、勝手に解釈しました。

“But that’s how it is when you start wanting to have things. Now I just look at them, and when I go away I carry them in my head. Then my hands are always free, because I don’t have to carry a suitcase.”

なんでも自分のものにして、もってかえろうとすると、むずかしいものなんだよ。僕は見るだけにしてるんだ。そして、立ち去るときには、それを頭の中へしまっておくのさ。僕はそれで、かばんを持ち歩くよりも、ずっと楽しいね。

 – Snufkin



持たないことの美しさ。
スナフキンがミニマリストたる所以がここにあります。

買い物は楽しいですが、ものが増えれば増えるほど、ものを使う時間が減っていく経験はありませんか?

僕の場合は”積読”ですね。買ったことに満足して、部屋の隅に積まれた本たち。
読まないともったいないなーと変な罪悪感を感じ、逆にストレスです・・・。

それに物が増えると、どんどん身動きが取れなくなります。

増えることで見えなくなるものがある一方、ものが減ると見えてくるものがあります。

それはあなたにとって本当に大切なもの。

人生の本質です。

無駄なものをそぎ落として、そぎ落として。

シンプルが見えてくると、肩の力が抜けていきますよ。

“You must go on a long journey before you can really find out how wonderful home is.”
”遠くへ行くからこそ、故郷の良さがわかるんだ。”

 – Snufkin





”You cannot count on ‘Some day’;now is ‘the time’.”
”「そのうち」なんてあてにならない。今が「その時」だよ”

 – Snufkin



「いつかやりたい」で動ける人は実際1%いるかいないか。
実は「やりたい」気持ちってのには賞味期限があるんですよ。

僕は会社員時代いつか世界一周したいと思っていました。
でも3年経ち、5年経ち、社会に慣れるとともに自分の「やりたい」気持ちがどんどん薄れていくことに気がつきました。

「やりたい」気持ちって実は自分に与えられた一種の才能なんじゃないか?って気がついたときに退職を決意し、世界一周を慣行しました。

だってみんながみんな世界一周したいわけじゃないでしょ?
自分が強烈に「やりたい」ことは、人にとって他愛もないことだったりします。

そんな大切な自分からのサインを見過ごすのはもったいない。
コロナが発生するなんて誰も予測できなかったわけで。

なにが起こるかわからないので、今が「その時」です。

“It is what I see through my eyes that I only believe in. No matter how seemingly silly they are. I really do.”
”僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。”

 – Snufkin



毎秒のように情報が押し寄せてくる現代。
間違った情報が知らぬ間に自分の常識をつくりあげているなと感じます。

黒人はちょっと怖い。

中国人はなんだか品がないな。

いつの間にか自分の中に出来上がっていたイメージが、旅をする中でこわれていくのを感じました。

自分の人生だから正解ぐらい自分で決めましょ。

”I only want to live in peaceand plant potatoes and dreams.”
”僕はただ平和に暮らして,ジャガイモと夢を植えたいだけなんだ。”

 – Snufkin



最後の名言はムーミンから。

実際こんな生活が一番幸せなんだろうなと思っています。
ゆっくりスローダウンした生活ができるように日々手を動かしています。

まとめ:スナフキンの名言は日本語でも英語でも心に響く

スナフキンの名言は日本語でも英語でも心に響く



最後に本記事で紹介したスナフキンの名言をまとめておきます。

  • “The main thing in life is to know your own mind.”
    ”大切なのは、自分のしたいことを、自分で知っていることだよ”

  • “You can’t ever be really free if you admire somebody too much, I know.”
    ”だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は得られないんだよ。”

  • ”I own everything that I see and everything that pleases me. I own the entire world.”
    ”自分できれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、 世界中でもね。”

  • “But that’s how it is when you start wanting to have things. Now I just look at them, and when I go away I carry them in my head. Then my hands are always free, because I don’t have to carry a suitcase.”
    ”なんでも自分のものにして、もってかえろうとすると、むずかしいものなんだよ。僕は見るだけにしてるんだ。そして、立ち去るときには、それを頭の中へしまっておくのさ。僕はそれで、かばんを持ち歩くよりも、ずっと楽しいね。”

  • “You must go on a long journey before you can really find out how wonderful home is.”
    ”遠くへ行くからこそ、故郷の良さがわかるんだ。”

  • ”You cannot count on ‘Some day’;now is ‘the time.”
    ”「そのうち」なんてあてにならない。今が「その時」だよ。”

  • ”I only want to live in peaceand plant potatoes and dreams.”
    ”僕はただ平和に暮らして,ジャガイモと夢を植えたいだけなんだ。”



スナフキンの名言はまだまだこれだけじゃありません。
もっと知りたいという方は「スナフキンの本音」という本でより詳しく書かれていますので参考にどうぞ。